ペンギンのポール

一緒に

ペンギンのポール — a story by Pemba Umoja

チリにポールという名のペンギンが住んでいた。南極を訪れることを夢見ていた。しかし海はとても荒れていて、ポールはとても小さかった。

「一週間も大海原を泳げるだろうか?」と彼は思った。

そしてひらめいた。

ポールは船を作ることにした。実際にはいかだだった。浜辺で棒を見つけ、紐で結ぼうとした。しかしとても時間がかかった。

一羽ではできないと気づき、他のペンギンに頼んだ。そしてそのペンギンたちが他のペンギンに頼んだ。

やがて五十羽のペンギンが集まり、もはやボートではなく船を作っていた。

進捗は良かったが、まだ時間がかかった。必要な材料がすべて手に入らなかったので、ポールはもう一つひらめいた。

アイデアを募るというアイデアだった。

ペンギンたちはみな、一緒に問題を解決することに喜んだ。

ポールよりもさらに小さく若い、ペッパーという黒と白のペンギンが言った。「アホウドリに助けを頼もうよ。」

「それからカモメも」とペギーという名のペンギンが叫んだ。

「クジラも」とパロミが提案した。

そしてそうした。

あっという間に、ペンギン、アホウドリ、カモメ、クジラ、さらにはイルカまでが一緒に働き始めた。クジラは船を牽引する手伝いを申し出た。

みんなで南極の夏——太陽が昼も夜も輝く時期——を待つことにした。

そしてある特別な晴れてきらめく夏の日、ペンギンたちと仲間は出発した。一隻ではなく三隻の船で、クジラに牽引され、アホウドリに導かれて。

潮流も風も味方だった。

数週間後、南極半島の先端に上陸した。生まれてから見た中で最も美しい場所だった。陸からエメラルド色の海へと滑る壮大にきらめく氷のすべり台、魚が豊富で、まさにペンギンの楽園だった。

ポールは仲間たちを見回した。

一番よかったのは何だろう?と彼は思った。

やり遂げたことではない。

一緒にやり遂げたことだ。

A story by Pemba Umoja