一番小さなダイヤモンド

真の価値の物語

一番小さなダイヤモンド — a story by Pemba Umoja

砂浜にはダイヤモンドが散らばっていた。

採掘者は見つけられる限り一番大きなものをつかみ、ズボンのポケットに詰め込んで、耳まで届く笑みを浮かべた。

息子は父のそばを歩きながら、海の波のようにきらめく小さなダイヤモンドを見つけた。

それを拾い上げ、静かに微笑んだ。

後日、採掘者は自分のダイヤモンドを鑑定士のもとに持って行った。

「申し訳ありません」と鑑定士は言った。「大きいですが、傷が多く不完全です。」

すると息子が小さなダイヤモンドを取り出した。

鑑定士は息を呑んだ。目がきらめいた。

「これは最高の報酬に値する稀有な美しさです」と彼は声を上げた。

少年は鑑定士を見た。

「でも売り物ではありません」と少年は答えた。

採掘者も鑑定士も、信じられないという目で少年を見つめた。

A story by Pemba Umoja