帰郷

待ち続ける場所

帰郷 — a poem by Pemba Umoja

『ドーセットがどこかご存じですか』
『いえ、この辺の者ではありませんので』
『昔はそうでした、ずいぶん昔に』
『お帰りなさい』
彼は若き日の湖と森をじっと見つめた。
歩道と摩天楼を渡り歩いた人生を思い返した
そして気づいた
探し求めていたものは、ずっとそこにあったのだと。
何十年という月日が流れていたが、
彼はようやく安らかな息をついた。
たどり着いたのだ。

A poem by Pemba Umoja