醜い石

判断の下に隠された美

醜い石 — a poem by Pemba Umoja

かつて見た石があった、
乾いて、
硬くなり、
堅固な。
さぞ重いだろう。
なんと醜いことか、と思った。
しかし手に取ってみると、
なんと軽く
柔らかいことか、
石などではなかった。
両手で
割ってみると、
ああ、なんと瑞々しい種が
ザクロの。
最初に判断した
思いに従っていたら、
あの味を
知ることはなかっただろう。

A poem by Pemba Umoja