オリオンへの航海

帰路なき旅路。

オリオンへの航海 — a poem by Pemba Umoja

オリオンへの航海
幽霊船に乗って。

我、ただ独り。

船橋は闇に沈み、
船長は道を違え、
人影ひとつない。

ただ空っぽの船室が並び、
索具が垂れ揺れる。

機関の音は今も優しく、
寄せる波音に和している。

我、ただ独り──

船首に座し、
ひたすらに、
オリオンを目指す。

時を超えて、
到着を待っている。

A poem by Pemba Umoja