ストロベリームーンの夜
月明かりのページ
湿地の草が
夜風に
揺れる
寄せる波が
岸辺をもむ
巨大な
ライブオークの下で
スパニッシュ
モスに覆われた木
麗しい
家がきらめく
月明かりの中
ウェディングケーキのような
屋敷を飾る
二つの大きな
二層のポーチ
大理石の階段は
歳月にひび割れ
堂々とした
玄関へ続く
家は
ほのかな光に
包まれている
誰かが座っている
はるか高い
ジョージアン様式の屋根の上で
眼下のすべてを見渡している
華奢な
折りたたみ机が
支えている
頑丈な古い
タイプライターを
ページは白紙
探られるのを待つ
キャンバス
ひとときが
過ぎる
蝉たちは
奏で続ける
交響曲を
打ち手が打ち始める
ゆっくりと文字が現れる
ストロベリームーンの
夜
A poem by Pemba Umoja