夢に口づけを

拭っても消えぬ薄紅

夢に口づけを — a poem by Pemba Umoja

この世を旅する時

あなたはそれを知るのか

あるいは感じるのか?

私たちが口づけしたのを

空を舞いながら感じたか?

忘れえぬ

小さな口づけ。

ぬぐい去ろうと努めるほどに

私の唇から

薄紅の口紅を、

それは広がりゆく

頬を上り、

顎を下りて。

あなたを運ぶのもやっとだった

ふたりでゆっくりと飛び

空を渡ってゆくあいだ、

私たちの体は

抱擁に包まれ。

今、私の心は薄紅色。

私の世界は薄紅色。

振り向くところ

皆、薄紅色。

Pemba Umojaの詩