祖父なる木

あなたの枝を覚えている。

祖父なる木 — a poem by Pemba Umoja

あなたのほうへ歩いている。
あなたの温かい枝が
着く前から見えている。

行き交う誰もが
あれやこれやと話している

何かを為す人となり
何かを為す人々の世界で。

追いつこうと競い合い
互いに

空気が水であるかのように
漕いで
漕いで

より速く走り
さらに速く

徒歩で、自転車で
あらゆる手段で

不平がハーモニーとなり
何かを為す人々の歌。

あなたのほうへ歩いている。
あなたの枝を覚えている。

雷と
のこぎりに
打たれる前の。

ああ、いられたらと
あなたの枝の上に

もう一度だけ。

A poem by Pemba Umoja