浜辺の男
海のそばを歩く者は、他に誰もいなかった。
男は歩き、
また歩いた。
浜辺を
大きくて重いバックパックを背負って。
コミュニティの人々は、
大きな家々の中から、
窓から彼を見ていた。
海のそばを歩く者は、他に誰もいなかった。
ただ彼だけが、
ゆっくりとした足取りで
折れた脚で。
彼は歩き、歩き続けた。
夕暮れの間ずっと、
星々が
輝きだすまで。
窓辺の人々は、
やがて疲れ、
立ったまま眠りに落ちた。
男は、
消えていった
月の輝きの中へと。
A poem by Pemba Umoja